外でPCやタブレットを使って作業をする際に、やはり必要となってくるのは充電器だと思います。
何を充電したいのか、充電するものは何なのか、何台同時に充電したいのか、元のコンセントはどんな環境なのかなど、
一口で充電器といっても、実はとても奥が深いです。
今回は商品のご紹介の前に、充電器を選ぶのに、どのようなことに気をつければいいのかをまとめてみました。
画像は実際に持っている充電器の一部です。
もちろんこんなに充電する機器は持っていません(笑)
・何を充電したいのか
PCやタブレット、スマートフォンなど、充電するものは何かということです。
これによって影響してくるのは、それぞれの機器に接続する端子は何なのか、
また充電器自体の出力がどのくらい必要になるのか、という2点になります。
①接続する端子について
充電する際に必ず必要となっているのが充電ケーブルです。
充電ケーブルといっても、両端の端子の組み合わせによって様々な種類があります。
充電する機器に差し込む側の端子は機器に合わせて選べばいいのですが、
充電器に差し込む側の端子も気にしないと、いざというときに十分な活用ができなくなります。
充電器に差し込むものは、主にUSB Type-C のものと、USB Type-A の2種類が主流です。
USB Type-Cコネクタはより小型で、対称設計が採用されており、表裏どちらでも差し込むことができます。
また高速データ転送をサポートしており、急速充電や大容量ファイルの転送が可能です。
今から選ぶのであれば、USB Type-Cがおすすめです。
この画像の充電器は両方とも1番下がUSB Type-A、他のポートはUSB Type-Cです。
②充電器の出力
充電器を選ぶときに、「⚪︎W」という表記がされていると思います。
この数字が何を意味しているのかというと、数が大きいほど、短い時間で多くのエネルギー量を供給できるようになるため、充電速度も速くなります。
たとえば、多くのスマホの最大受電量はおおよそ 20 W 前後なので、一般的な 5 W の充電器を使用するよりも、最大受電量の 20 W の充電器を使用した方が充電速度は速くなります。
スマホの最大受電量は機種ごとに異なるため、スマホの説明書やメーカーサイトなどで確認しましょう。
ただし注意点は、この数字はあくまで最大出力ですので、充電器に複数の端子があって同時使用する場合は、
最大出力をそれぞれに分配することになりますので、注意が必要となります。
画像だけでは分かりませんが、左が45W、右が65Wの充電器です。
・何台同時に充電したいのか
充電器によって、差し込み口の数(ポート数)が違います。
多くの機器を同時充電したい場合はポート数の多い充電器を選ぶといいと思いますが、注意点もあります。
充電器によって、ポートによって給電量が決められているものがあります。
つまり、より給電量が必要なPCなどを充電する場合は、指定のポートから充電しなければならないと言うことです。
最近の製品では充電する機器を充電器側で識別して、供給する電力を自動で振り分けてくれるものもあるので、
何も考えずに手軽に充電したい方はそのような製品を選ぶといいでしょう。
・持ち運びやすさ
持ち運ぶ際に重要なのが、大きさと重さです。
ごく当然のことだと思いますが、製品によって案外違いがあります。
PCやタブレットに標準で付属しているものは、もちろん製品的には問題ないのですが、
とても大きく持ち運びづらい場合が多いです。
快適に持ち運ぶことを求めるなら、モバイル充電器+ケーブルの購入をお勧めします。
また充電器によって電源に挿すプラグを折りたためるものもあるので、よりコンパクトになります。
普段から充電器を持ち運ぶ方は多いと思いますが、毎日のように持ち運ぶからこそ、
持ち運びやすく、使いやすいものがあるととても便利です。
次回からは具体的な製品をご紹介していきますので、ご参考にしていただければと思います!
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